ATOTO CB6を購入

作成日:2025/01/05 更新日:2025/01/25

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ATOTO CB6A
ATOTO CB6A

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購入動機

もともとDP701というディスプレイオーディオを導入済みでCOCCHiをAndroid Auto/CarPlayで利用していた。ただAndroid Autoだと接続が遅いのと音声が小さい(これはCOCCHi特有か?)のCarPlayで使用する場合はiPhone 13 miniだがバッテリーが結構厳しい。充電しながらというのはあるがiPhoneのバッテリーが傷む。どちらの接続でも上手くいかない場合はスマホ側を確認しないといけない。ということでAndroid搭載のAndroidナビも検討してみたのだがサイズ的に大きすぎる。ポータブルで後付けなので7インチくらいが限界。ATOTOのP907は7インチなのでサイズ的には問題なさそうだったが配線がシガーライター経由ではなかった。P807等のシガーライター電源が使えるらしいのだが電源ケーブル単体での販売はしていない。またOSのバージョンがAndroid 10なのでこの先、アプリが使用出来る期間が短い可能性が高い。しかたないのでバッテリーレスのAndroid端末も探してみたが存在していなかった。数年前は少し存在していたのだが今は壊滅状態。P907に関してはシガーライター電源も開発中とのことだったのでATOTOのサイトを見ていたところで今回のCB6を発見。基本はAndroid Auto/CarPlayに有線で接続してスマホとの間を無線化する感じなのだがAndroid Auto/CarPlayの車載器側に自身のAndroid画面を表示出来る。Android AutoならわからなくもないがCarPlayの場合、どういう仕組みになっているのだろう?

購入場所

Amazon、楽天あたりで購入可能だが今回はアマギフもあったのでAmazonを利用。AmazonにはATOTOZONEというストアとMYATOTOというストアがあるのだが今回はMYATOTOを利用。というかATOTOZONEのものはWiFiモデルと勘違いした。実際のところATOTOZONEの方が公式に近いようだがMYATOTOも正規販売代理店らしい。まあ楽天もATOTO Directも販売代理店のようだが。atoto.jpが公式のようだがここはここで決済が特殊なので……。MYATOTOでもちゃんとものはとどいたよ。

ATOT CB6のスペック

今回購入したのはメモリ/ストレージが4GB/64GBのCB6Aだが8G/128GBのCB6Bもある。

CB6の機能

ざっとこんな感じか。TrackHUによる追跡は車両盗難時に役に立つのか?一方でプライバシー的にはどうなの?という面も。Android 13の端末なので当然、動画や音楽の再生も出来る。音声はAndroid Auto/CarPlayで接続しているディスプレイオーディオ側からの出力かな?Bluetoothで飛ばすことも出来そうだけど。

CB6のインターネット環境

CB6をAndroid Auto/CarPlayの無線化装置として使うならインターネット環境の事は考えなくてよい。しかしAndroid 13の端末として使う場合はインターネット環境を整備する必要がある。簡単なのは普段から使用しいてるスマホ、WiFiルーターを使用したテザリングである。ただこの場合、自分が車に乗っている必要があるのでTrackHUによる追跡を利用するのであれば車内に常時接続のインターネット環境を用意する必要がある。CB6はSIMスロットがあるのでSIMを契約して刺すのが一番簡単である。注意する点はSIMのサイズが少し前のmicroSIMサイズということ。アダプターで手持ちのnanoSIMをmicroSIMサイズにして刺すことも可能だが引っかかって出てこなくなるリスクがあるのでmicroSIMにサイズ変更を行った方が無難である。もう一つは車載WiFiに接続する方法。既に車載WiFiが構築出来ている場合、こちらの方が追加費用もなく楽そうである。通信環境的にもCB6の通信能力(アンテナの掴み具合)より車載WiFiの方が高そうな感じである。また、CB6用にSIMを用意するとなるとどうしても追加の通信費用が発生する。音声は不要なのだがSMSが必要か否かが不明なのである。端末によってはSMSが利用できないとデータ通信が出来なかったりしそうである。データ通信だけと比較してSMS有りは料金が高めなのである。

自分の場合はFS040WというWiFiルーターが浮いているのでこれを利用しようかと考えている。このルーター車載利用も想定されていてバッテリーレスでの運用が可能である。SIMのnanoSIMなのでその辺の適当なSIMを利用できる。

実際の使用感

取付に関して

取付にあたってはUSBケーブルで接続する必要があるのだが付属のUSBケーブルがあまり長くない。15cmくらいか?車の状況にもよるのだがうちの車の場合はポータブルのディスプレイオーディオということもありディスプレイにぶら下がる状態に。厚みがそれほどないのでメインディスプレイの前に置くことも出来るが少し邪魔なのとその位置だとメーターフードがあるのでGPSの取得がどうなのかなと気になる。GPSの取得のことを考えればダッシュボード上がいいのだがさすがにそこは熱的に問題なのでどこか最適な場所を探したい。そういうことも考えるとUSBケーブルは長めの方がよさそう。かつ出来るなら細くて柔らかいものがよさそう。

(01/18追記)設置は運転席側のエアコン吹き出し口に付けてあるスマホホルダーにした。エレコムから直径2.8mmのUSBケーブルが出ていたのでそれで接続。長さは1メートル。

発熱に関して

発熱に関してはまあまあする。熱くて持てないというような温度ではないが思ったよりは熱い。派手なLEDランプはいらんのでもう少し冷却に振った方がよかったのではないか?あのランプ、オフに出来ないのかな?

(01/18追記)発熱はともかく表面のLEDランプはオフに出来た。

GPSの掴みに関して

GPSの掴みに関しては今回確認しきれなかった。GPSテストのアプリが最初からインストールされているので状態は確認できる。

(01/18追記)追加でインストールしたGPSTESTアプリで状態を確認。L5は掴まず。SBASの利用出来ずになっていたがSBASに関してはarrows We2でも利用出来たり出来なかったりなのでなんとも。きちんと掴めば誤差は1メートルくらいになるらしい。

Android AutoとCarPlayの切り替え

CB6は設定を変更することでAndroid AutoにもCarPlayにも接続出来る。そして現在使用しているディスプレイオーディオ(DP701)もAndroid Auto、CarPlayどちらも繋がる。CB6側をAndroid Autoの設定にして接続すればDP701はAndroid端末が接続されたと認識しCarPlayの設定にして接続すればiPhoneが接続されたと認識する。ただどちらの場合でも画面に表示されるのはAndroidをカスタムした画面である。設定変更はCB6の裏面のリセットボタンを押し続けることで可能なはずなのだがイマイチちゃんと切り替わってくれないDP701から外して充電用のUSBに接続した方が切り替わってくれる。ここは何か勘違いがあるかもしれない。

初期化した

接続してからの動作だが当初は問題なかったものの少しすると『「Quickstep」が繰り返し停止しています』が頻発するようになってしまった。このQuickstepはランチャーアプリのようなのでアンインストールは困難な模様。どうにも収まらないのでしかたなくオールリセットを実行。Androidの設定画面は表示出来るのでそういうことも可能。リセットしたら何も表示されなくなった、等という事はなく通常通りに起動してきた。ただキーボード設定が変わってしまったようでGboardの日本語12キーキーボードになってしまった。アプリをインストールするのにGoogleのアカウントを入力する必要があるのだがここで手こずる。Gboardに慣れた人なら問題ないかもしれないが普段はATOKなので。なんとか設定を終えてCOCCHiを再インストール。初期化後は『「Quickstep」が繰り返し停止しています』は収まっているが時間がなく長時間稼働出来ていないので再発しないかは不明である。ちなみにアップデートを確認したが今のが最新版のようである。

(01/18追記)本日使った限りではQuickstepの停止はなかった。安定したようである。

COCCHiとの相性

CB6のOSはAndroidだが接続方法をAndroid AutoにしてもCarPlayにしても画面に表示されるのは通常のAndroidの画面でありAndroid Autoの画面ではない。したがってアプリの画面もAndroid Autoではなく端末に表示される画面になる。ディスプレイの縦横比等からタブレットを横にしている形になる。したがってCOCCHiでメニューボタンを押すと左にメニュー画面が表示される。これはこれでいいかも。課金しないとCarPlay/Android Autoが使用出来ないのだがこれなら無課金でも大きい画面で表示できる。もっともカーナビとして使用するなら課金した方が使い易いのだが。ただ、少し困った事は3D表示にできないのである。COCCHiの(CarPlay/Android Autoではなく)アプリで地図を3D表示にするには2本指でスクロールする必要があるのだが二本指スクロールを認識しないのである。もっともCOCCHiの3D表示、少ししか傾かないので使えないなら使えないでもいいかという感じではある。

案内音声の音量に関してはCarPlay接続の時の方が大きい?ここはもう少し確認が必要かな。

それ以外もまだ確認出来ていないが基本的にはAndroid版のCOCCHiアプリの動作になる。

使用した感じ

(01/18追記)まだ短時間しか使用していないが感じたこと。動作的には大きい画面のAndroidスマホということになるのだが二本指での操作を受け付けないので操作に制限が出てくる。AI BOXの制限なのかディスプレイオーディオの制限なのかは不明。CarPlayモードで接続しているのが原因か?Android Autoでの接続に変更して改善するのならよいが。ただアプリ側としてはスマートフォンで動作している認識だが実際にはスマートフォンではなく操作に制限を受けるとするならばAndroid Autoして動作するようにした方がよさそうである。それでは動画が見れない?うん、私は車内で動画を見たいのではなく接続が面倒ではなく安定して動作するカーナビを求めているので。カーナビアプリに関してはAndroid Auto/CarPlayと同じ動作になるモードがあるといいのかも。あれらはドライバーが安全に操作できるように配慮して操作に制限を設けているのだから。

(01/25追記)CB6の動作をAndroidモードに変更してみたが二本指での操作は受け付けないようである。こうなるとマルチタッチの出来ないAndroid端末という状態になるのでCOCCHiでの3D表示は出来ないということになる。もっともドライバーが操作をするのであれば地図の拡大・縮小や3Dへの切替などはボタン押し操作の方がよさそうである。CarPlayの制約という面もあるがCOCCHiもCarPlayではそのような操作になる。そうであればスマホ本体で使用する場合であっても同じようにするべきでは?実際、mobiLinkやカーナビタイムはそのような画面構成になっている。この辺の画面構成や3D画面での傾きとかmobiLinkの方が自分の理想に近いかも。無料だし少し使ってみるのもありか?

ディスプレイオーディオ(DP701)での音量に関して。まだ、書いていないかと思ったけど【my BMW】カーナビはDP701+COCCHiにしてみるで書いていたね。DP701の音量自体は小さくはない。各環境での音量はこんな感じ。

Googleマップでの案内音声も小さかったのでAndroidとしてナビ系の音量は小さめになるようにしているのか?iPhoneでも小さかったので業界的な慣行?少し調べてみるか。

AI BOXの動作にかんする考察

CarPlayに接続してもAndroidの画面が表示されるAI BOXはどのような仕組みなのだろうと気になって少し調べてみた。iPhoneのふりをしてCarPlayの仕様に合わせてAndroidの画面を表示しているようである。ディスプレイオーディオ側がAppleの純正であればそのようなものを接続しても「おまえのようなiPhoneがいるか」と弾くのだろうがディスプレイオーディオもサードパーティ製なので「iPhoneです」と言われれば通してしまうのだろう。しかし表示のレイアウトとか割と自由なのね。Android Autoに接続する場合も同様な仕組みのようである。そしてCB6においては接続をAndroid AutoとCarPlayで変更してもアプリの設定は引き継がれている。VMwareのようなものがAndroid Auto用、CarPlay用とありその上にAndroidが乗っている感じなのだろうか?ここで気になるのはAndroid Autoでの接続にした際に画面がAndroid Autoになってしまわないのだろうかというところ。個人的には有線のAndroid Auto接続でも問題ないのだが。しかし実際はAndroid Autoの接続でも通常のAndroidとして動作する。これはディスプレイオーディオと土台間はAndroid Autoとして接続しているが土台と上に乗るAndroidは通常のディスプレイと繋がっていることになっているのだろう。ちなみに設定のアプリ一覧からAndroid Autoを探したら見つからなかったのでソフトウエア的にもAndroid Autoとして動作はしないようになっているのだろう。もっともAndroid Autoのディスプレイに接続したらAndroid Autoとして動作してしまったのではAI BOXとしての意味がなくなってしまうので当然と言えば当然か。ただ端末での動作時はスマホの縦長・小さい画面、Android Autoでの動作時はそこそこ大きい画面として作られているのでAndroid Autoとして動作して欲しい気持ちもある。タブレット用の画面が設計されていればレイアウト的には破綻しないかもしれないがAndroid Autoの方がドライバーが操作することを考慮された動作になるのでそちらが本来の使い方なのである。動画を見ている時間はないのだよ。

カーナビアプリに関して

最後に余談だがスマホのアプリをカーナビとして使用する際は専用のアプリをしようしてもらいたい。日本のカーナビは狭い住宅街に入り込まないよう考慮されているがGoogleマップやiPhoneのアプリはそのような考慮を行っていない。道幅の情報を持っていないようである。結果、階段を案内されたとかになるのだがそのような明らかに通れない場所は笑い話で済むのだがだんだんと細くなっていくような道を案内されたら入り込んだ側も入り込まれた側も大迷惑である。近所の地元民にしか通らないような道に入り込んでくる他県ナンバー、大抵スマホを利用しているのが見える。専用アプリではなくGoogleマップかiPhoneのマップを使用しているのだろうか?無料がいいということであればmoviLink(トヨタ製だよ)かYahoo!カーナビがあるのでそれらを利用したほうがいいと思う。

メモ:3368